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▼プロフィール
李 泰一(リー・テイル)さん 
神奈川大学 経営学部 国際経営学科 卒業


2004年4月
株式会社ワイキューブ入社。企画部制作課に配属される。
 主にクライアントの「入社案内」を作成。クライアントの経営トップや、ワイキューブの担当コンサルタントと綿密な打ち合わせを重ね、採用すべき人物像を明確にした上で企画を立案する。
 フリーランスで活躍しているグラフィックデザイナーなど、外部のブレーンと協力しながら制作を進めることも多い。
 


 「この人、本当に入社1年目?」と疑問を抱くほど自然体で迎えてくれた株式会社Y-cube、企画部・制作課の李 泰一(リー・テイル)さん。入社1年目って、もっと大変そうで焦ってるイメージがあったのに、李さんはなぜこんなに落ち着いてるんだろう?
 インタビューでその真相をあばいてみた。 
 
 現在、李さんの仕事内容はクライアント(経営者など)の方を取材して入社案内の作成をすることが中心。他にも、社内向けカレンダーや就職コンパスの企業紹介のムービーのシナリオをつくっている。最近では取材を6本抱えているとのことだった。
 私は社会人インタビューの記事1本でお腹いっぱいなのに、李さんは入社1年目から6本も任されて大丈夫なのか気になり、次の質問から始めてみた。

>>入社1年目にして、たくさんの仕事を任されて大変ではないですか?
 
 いやぁ大変だよ。今まで制作なんてやったことなかったからさぁ。できないことが山積みだったよ。でもこのままじゃまずいと思って1つ1つできるようにしたね。それでもうまくいかないこともあるけどさ。
 ただ入社1年目っていう感覚はないよ! お客様にしてみれば、新入社員だろうが、マネージャーだろうが関係ないじゃん? だから逆にプロ意識を持ってやってるよ!

>>入社前から企画部・制作課を希望していたのですか?

 いやいや、入社する前はコンサルタントになると思ってたよ。むしろ制作課なんて知らなかったしね(笑)
 でも制作ってコンサルタントにつながるんだよ。クライアント(経営者)の考え方やビジネスモデルを理解するために、『他社との違いを見つける力』と『学生がどこに魅力を感じるかを社長から引き出す力』が必要になるからさ。ビジネスモデルを理解した後、ヒアリングして納得できる制作物をつくる。これってコンサルティングって言うんじゃないの? って思ったんだ。だからしっかり取材して制作物がつくれるようになれば、相当な力がつくなと思ったよ。それに、経営者の方と良く会う点でもコンサルタントと同じだからね。

 実際、たくさんの経営者の方と出会って、『本当にみんな本気だ!』ってものすごく感じるよね。やっぱり経営者の方はみんな自分の会社をどうにかしたいって思うから依頼してくるんだよ。だから責任感とかすごい伝わってくるんだよね。その期待に応えたいと思うと、心の底から熱くなるよ。

>>李さんは、現在のお仕事でどんな時にやりがいを感じましたか?

 お客様が根幹の話をしてくれるようになった時だね。
 最近やっとお客様が大切な話をしてくれるようになったんだ。最初と比べたら、取材の感触は全然違うし、ちゃんと深いとこまで話せるようになったね。だから最初と比べたらやりがいはかなり増したよ。
 人から任され時とか、期待された時って、周囲の期待以上の成果を出したいじゃん? 自分の力を発揮して、周囲の期待以上のパフォーマンスをすることがやりがいにつながると思うんだよね。

―― 入社1年で、確実に成長し続け、仕事にやりがいを感じている李さん。李さんの学生時代は、どんな感じの人だったのだろうか?まず就職活動から聞いてみた。

>>李さんが就職活動の時は、どんな軸で企業を選んでいたのですか?

 いろんな企業のトップと話せる仕事がやりたかったんだ。だから業界を関係なく見たし、他にもその職場にどんな人がいて、仕事に対してどんな価値観を持っているか。会社の目指すとこはどこかとかも見ていたね。
 そんなふうに考えていたらY-cubeに出会ったんだ。社長とか社員さんの話を聞いてて、納得できることもけっこうあったし、『仕事をプライベートと区別しない』そんな考え方もかっこいいって思ったしさ。別にプライベートの時間を削って仕事をしろとかじゃないし、プライベートを充実させるために仕事をしようとは思っていないからね。

>>李さんは学生時代からやりたいことをやっていたんですか? 

 そーだね。けっこうやりたいことをやっていたよ。  
 就職活動で出会った仲間で学生団体を立ち上げて、「学生祭」っていう合同説明会を主催したんだ。ただ、普通の合同説明会とは違って、もっと企業と学生がわかりあえる機会を提供することを意識したね。もっと企業に本当のことを話して欲しいって思ってさ。
 だって企業が本当のことを話したほうが、学生にも本当に入りたい企業が見つけやすいじゃん? それに本当のことを知れた方が入社後を考えたらお互いにとっても絶対効率的。もっと就職活動でやりたいことを見つけやすくして、目的をもっと持ちやすくしたいって思ったんだよね。結局本当のことを見せないままだと、本当にやりたいことって見つかりにくいと思ったんだ。最終的に、学生は300人集まって、企業は7社集まったんだ。

>>先ほどのお話の中で、『就職活動の目的をもっと持ちやすくしたい』とおっしゃっていましたが、李さんが考える就職活動の目的はなんだと思いますか?

 自分がやりたいことができる環境を見つけること。
 就職活動だけじゃなくて大学とかもそうだけど、ゼミや授業選ぶのも目的が単位とりやすいからとかになってる。それって違うでしょ! なんで大学来たの? って思う。いい会社に就職するため? いい大学に入ればいい会社に入れるの? って疑問を持つよね。そもそもいい会社って何? って思うし。
 だから就職活動ってたった数ヶ月の間だけど、自分にとっていい会社を見つけるためのすごい重要な機会だと思ったんだよねぇ。この想いを学生祭でも伝えたかったんだ! 

―― 李さんの強い熱意を感じた。図星だと思う人はけっこういるのではないだろうか?李さんのこの熱意の元となる価値観はどこから生まれたのか気になり、次の質問をしてみた。


>>李さんは就職活動に対して、疑問を持つようになったのは、なんでですか?

 学生時代に自分の周りを見たら、何事に対してもやらされてる感をすごい感じてさぁ。なんかつまらなかったんだ。主体性を感じないっていうかさ。本気で取り組まないとやりがいなんて感じないし、結果も出ない。だから自分でゴールを決めて、自分がやりたいことをやるべきだと思うんだよね。仕事もそうだと思うよ。
 月曜から金曜、1週間のうち5日間は働くわけじゃん? 「なるべく仕事は楽して、1週間のうち月から金まで遊びのためにお金を稼ぐんだ」って考えだと、1週間のうち2日間のために働いてんの? って思うよね。仕事ってそんな悲しいものじゃないと思うんだ。さっき言ったY-cubeの考え方と同じだけど、僕は仕事をプライベートと区別しないようにしてるよ。  
 僕の仕事の目的は「自分がやりたいことを実現するために仕事をする」だから仕事もプライベートなんだよね。だから今日この時間にインタビューを受けているのも仕事もプライベートって考えてるから、何の問題もないんだ。

>>これからもやりたいことをやり続けていくことが目標ですか? 

 そうだね。それと、『もっと強くなりたい!』俺なんてまだまだ大したことないからさ。でも強くなれば、余裕も出てくるじゃん。それに、人に頼られる。求められる。助けることができる。優しくできる。こういったことって強くないとできないと思うんだ。自分の知らないところで事がどんどん進むのって嫌じゃん? だから自分ができることを増やして、自分ができる影響の輪を広げたいって思うね。

>>では、最後に私たち就活生へメッセージをお願いします。

「自分がやりたいことをやろう! 」
 
 もしかしたら失敗するかもしれない。でも別にいいじゃん! 自分が思った通りにした方がいいよ。だって嘘ついてまで成功してどうすんの? そもそも成功とは何って感じだよね。別に就職できなくても死ぬわけじゃないしさ。それにまだ就職することが楽しいかなんてわからないでしょ?
 だから『まず就職するかを考える。次に、そこの会社で働くとはどういったことかを考える。そして、それが本当にやりたい事かどうかを考える』っていうやり方もありだと思うよ。
 就職活動生の多くは3年の終わりに流れで就活を始めたわけじゃん? 別にそれが悪いことなわけじゃないよ。僕もそうだったし。要は、流れで始める環境が整っちゃってる。だから就職するかとか根本的なところをあまり考えなくてもいい環境になってるんだよね。根本的なところを振り返ってみてもいいと思うよ。  
         
 ただ、やりたいことって見つけにくいと思う。見つけるっていうより、自分で作っていくわけだよね。それは就職するためじゃなくて、自分のために。やりたいことが見つからない人もいると思う。それでもいいと思うよ。その時は見つからない理由を考える。ただ考えるのってめんどくさいじゃん? でも考えないとわかんない。だから就職活動ってすごくいい機会だと思うよ。普段の生活だと考えることから逃げることができたけど、就職活動って考えなくちゃいけない場面って多いんだよね。考える時間がたくさんあるわけだから、この機会を有効に使うべきだと思うよ。
  
 でも実際は大変だよね。だって、自分が考え込んで出した結果「ここだ!」と信じ込んだ企業に、途中で選考終了みたいな感じになるわけじゃん。へこむよね。
 よく言うけど、そんな時は、合わなかったって考えるのがほんと1番いいと思う。だって、自分になにか足りないものがあったかもしれないし、会社が合わないって見抜いてくれたのかもしれないしさ。要は、結局そこに入らなくて良かったってことだよ。
 それにただ入ることが目的なわけじゃないじゃん? 「入ったら周りの人と考えが違う。」そんな環境だったら入った後が大変だよね。だからもし落ちた時は、ラッキーなんだよ。なかなかラッキーだって考えるのは難しいかもしれないけど、そう思ったほうがずっと楽だと思うよ。
 落ち込んだりすることもたくさんあると思う。でもそれ以上に就職活動は本当にいい機会だと思う。本当に就職活動を楽しんで欲しいよ!
 がんばって!

――「大したことないよ」と言いつつ、自分のやりたいことをやり、自然体を貫いている李さん。『やりたいことをやり続ける』そんな生き方もかっこいいと思った。         
 お忙しい中、インタビューに応じていただき、本当にありがとうございました。就職活動、楽しみます! 





記事執筆:新治 嘉章
インタビュー:新治、河瀬、中村
インタビュー日:2005年3月9日

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