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▼プロフィール
水内終一也(みずうち・はじめ)さん
1991年 立教大学 卒業
株式会社増進会出版社(通称:Z会)
株式会社エグゼコミュニケーションズ を経て
2001年 NPO法人横浜エンジェルズ・フォーラムを立ち上げ
2002年 4月 合資会社アクタリスト設立

 

  
「インタビュー? じゃあ、僕が食事作るから、インタビューの後、ご飯食べてお酒でも飲もうよ!」         

合資会社アクタリスト代表の水内終一也(ハジメ)さんは、学生と話すのが大好きな人。オフィスには学生がよく遊びにきて、食事をつくり、お酒を飲みながら学生と語るそうです。体格は小柄で痩せ型、一見するといかにも会社の代表といった感じではないのだが、実際に話をしてみると         

「今の学生には行動してほしい。だから僕はその手助けをしたいんだよね。」         

など、明確なヴィジョン、意志、考えが確立されていることに驚きを感じました。趣味は読書、料理、音楽。インタビューの初めに中学から魚をさばいていたと聞き、インタビュー後の料理に期待しながらもインタビューを始めました。   
       
>>水内さんの現在のアクタリストでのお仕事はなんですか?
         
 簡単に言うと新卒採用ならなんでもやりますよっていう事業。          
例えばインターンの導入支援、つまりインターン募集媒体の代理。          
あと新卒採用支援で、就職サイトは、ほぼすべての代理ができて、その他、説明会内容企画・代行、選考内容企画・代行採用WEB構築、パンフ作成、データベース構築、筆記試験、グループワーク、内定者コミュニティーサイト、求人票発送代行、もうなんでもあり。          

 研修に関しても内定者研修、新入社員研修、若手人材向け研修などをやってるよ。          
その他には、ベンチャー企業に対してのサーバーレンタルやネットショッピングの媒体を貸しだしたりしてるよ。          

 ちなみに余談だけど、うちの会社の定年は30歳までだからね。          
それまでにうちの知識を身につけて、ステップアップ転職するなり、起業するなりして、社会で活躍しなさいってことでね。          
        
>>水内さんは大学時代に何か活動をされていたのですか?

 僕は大学時代にしか出来ない、夢中になれる何かをしたかったんだよね。          
それで、今はなくなったんだけど、チャペル団体で男だけのボランティアのクラブがあって、そこに4年間在籍していたね。          
 名前は「BSA(ブラザーフットオブセントアンドリュースの略)第16支部」と言って、このクラブは、ある意味、軍隊みたいなところで、ごみ穴を掘ったり、木の切り株を掘り起こしたり、草刈をしたり、と土方作業をするクラブなんだ。          
 基本的にはボランティアみたいなことをやっていたんだけど、それは人のためとかじゃなくて、あくまで自分のために活動していたんだよね。          
 だから、自腹を切って施設を借りてキャンプをしたり、ご飯を作っていたりしてたんだよね。          
あと、がむしゃらになって穴を掘り、倒れる直前に先輩に担がれて交代させられるといった、ワーキングハイの瞬間を楽しんでいるようなこともあったけど、児童養護施設やハンセン氏療養所に行ってそこの人達と話をしたり、この活動を通して、普通ではできない貴重な経験ができたと思うよ。          

 その他の大学時代の活動としては作曲や小説を書いたり、大学2年生の後半辺りからはバンドを2つやっていたよ。          
 横浜周辺ライブハウスで演奏する3人バンドでベースと、録音ばかりやっている5人バンドで、ボーカルを担当していたね。          
 僕は音楽が大好きで中学から始めてサラリーマン時代まで続けていたんだよね。          

 あとは毎週土曜日の夜は「走り屋」のナビゲーターとして峠を攻めたり、箱根や磯子の埋立地まで行きレースをしたりしてたね。          

 アルバイトとしては、クラブなどの他の活動がない日の空いている時間に塾講師を2コマほど入れて、それを4年間続けたよ。こんな感じの学生時代だから睡眠時間は3時間位だったけど、とにかく毎日が忙しかったけど、充実してたね。だから苦しいことも楽しく出来たんだよ。          

>>今現在の学校教育に関してはどう思いますか?
         
 僕は日本の学校を異常な場だと思ってる。というのは、同じ世代の人達が1年間同じ教室に居て、社会経験の少ない先生に知識を詰め込まれ、更には与えられた教科書とテストの点数だけで成績がつけられてしまうんですよ。たとえ生徒が、「先生や教科書を変えて欲しい」とか「年上の人や実際に社会で働いている人と話がしたい」と要求しても、実行してもらえないんだね。まったく異常な場だと思っているんだよね。だから、今ではあまり見られなくなった昔の地域社会の様に、同世代の子達や学校の先生意外の人と学ぶ場というものがあった方が良いと思うし、学校へ行き、塾へ行き、あとはテレビを見たりゲームをしたりと、こんなことを繰り返していたらどんな子供になってしまうかは想像がつきますよね。          
 また日本の学校では、自ら人とコミュニケーションをとり、何かを売る、または得る、という教育があまり行われていません。英語やパソコンは様々な言葉のやり取りする為に身につけたほうが良いと思いますが、その前に何といってもコミュニケーション能力を身につけて欲しいですね。なぜなら、コミュニケーション能力を身に付けることにより、人と関わる事を学び、相手とのアイコンタクトによって相手が自分を理解しているのかを見極められるようになるからだね。コミュニケーション能力が欠けている社会人をよく見るし、そうならない為にも、学生のうちから沢山コミュニケーションをとる機会を持ち、早いうちからその力を身につけられたらいいですね。          

>>就職活動中の学生に何かアドバイスはありますか?

 僕が学生に対して必ず言うのは「まず行動しなさい!」といってますよ。なぜなら動くと自然と考えることが増えると同時に、知り合いも増える。結局、何をするにも人とのつながりが大事なんだよ。「自ら動く事」によって生まれる人とのつながりは本当に重要だと思うよ。今の学生達には、携帯電話やテレビを見る時間を減らして、例えば同世代の学生達が開催しているイベントを見に行くなど、何らかの行動を起こして欲しいと思っていますね。そして、ただ参加するだけでなく「彼らはイベントを起こしているが、どうして自分はそれを享受する側であって、あちら側ではないのだろうか?」と考えて欲しいと思うね。僕はそうやって動き始めた人に対して情報や場を提供している側に、何かしらの形で属していたいと思っているんだよ。          
 何かすごい事や良い経験をしている人は別だけど、「私は胸を張ってこれをやった、というものがない」と言う学生をたまに見るけど、人と比べて自分を卑下する必要は無いと思うんだよね。人と同じ事をしていても学んでいることはきっと違うはずなので、それを自分できちんと見つけて欲しいと思ってるよ。きっと家事手伝い1つにしても自分なりに学んできた事があるはずで、それでも足りないのであれば、なにも1ヶ月かけてわざわざ遠い国に冒険しに行くことはなく、たった3日間だけでも集中して行動を起こせば良いんだからね。それは、前からやりたかった事や今やりたい事など何でも良く、その時期が就職活動中でも構わない。          
 
「就職活動をする際に必要なのは、能力や知識ではなく、意識なのではないかと僕は思う。」          
         
 就職活動について、いつも思うことなんだけど、どうして学生は皆、従業員になりたがるんだろうね? もし企業に求められる人材でなければ従業員にならず経営者になったら良いんじゃないのかな。こういった話をしたときに「そうか!」と言う学生は前向きな人だと思うけど、大体の学生は萎縮してしまうよね。でも、もし従業員になるのであれば、何かを学ぶという目的意識を持って会社に入るべきだと思うよ。つまりビジネスの仲間を探しに行くのではなく、新しい学校と思っていけばいいんじゃないかな? ビジネスマンとしてのスキルを高め、次にドロップアウトするのではなくステップアップのための転職をしていける形でキャリアを積んでいき、自分が何か将来やろうとしているものに近づく為に勤められたら良いですね。勤務時間が決まっていて、お金を貰って、居場所が確保されている、といった雇われ方はしてほしくないね。          
 自立するには、自分の為にお金を稼がなければなりません。そのことを踏まえた上で、自分はどうやって食べていくのかということと、何をしたいのかということを合わせて、前向きに考えて欲しいんですよ。 学生でも、バイトなどの活動を通じて、どこかからお金を貰う状況を自分で作っているわけだから、それと同様に、将来やりたいことや、欲しいものを考えた上で仕事ができると良いんじゃないかな。その為に、公務員になるのでも学校の先生になるのでも、専門学校に入り直すのだって良いし、起業するのでも良い。資格を取得して独立したり、自営業を目指したり、自分を見直す為に海外を放浪したり、職人に弟子入りしたって良いわけです。そうやってたくさん行動を起こしていってほしいね。僕は学生には時間がないのが普通と思っているから、人よりも物事を多く、速く、高く、20代はハチャメチャにやってもいいんじゃないかな?          



記事執筆:畑野智明
インタビュー:畑野、河瀬
インタビュー日:2005年2月4日

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