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▼プロフィール
能勢賢太郎 さん
1960年 パリ祭の日東京に生まれる。
大学卒業後、大手証券会社に入社し、バブル絶頂を迎える1989年に同社を退職。日本で老舗の人材紹介会社へ転職し、 ハイテク、金融、不動産業界を担当する。1992年平成不況真っ只中 テクノブレーン設立とともに入社。2005年1月同社代表取締役社長に就任。
企業のコンサルティングを担当。クライアントに対して採用戦略を立案・提案し、研修やセミナーなどを企画・運営する。
新規開拓の営業活動や広告代理業も行う。

学生時代からビジネスに興味を持ち、いつかは独立をと考え、証券会社へ入社する。
そしてまだ法律が緩いITか人材業界に転職しようと思い、最終的に人材紹介会社へ入社。
そして、その会社で営業成績トップクラスの実績を経て、5年後退社し、起業する事となる。


  

スカウトのプロ、能勢賢太郎代表取締役社長から聞く!!
リアルな現場の生の声!!プロの転職はこうある!!

スカウトビジネスの始まりは優秀な人を口説く一本の電話から始まる…
「すみません、私こういう者ですけど、一度お会いしたいのですが」
そして、ホテルのラウンジで初めての対面…

しかし、相手の反応は、たいがいがこちらを疑っている様子
ここからがスカウトビジネスのスタート!!

この人だから信頼されて初めて先へ進める!
いかにして信頼を築くのか!?
そこには能勢社長のすごさがあった!!
       

>>まずは就職活動生にとって聞き慣れないヘッドハンティングと言う言葉から教えて下さい
        
 人材紹介業を大きく2つに分類すると、「登録型」と「スカウト型」の2種類があります。登録型は、人材紹介会社に登録されている人を紹介するビジネスモデルです。スカウト型は、企業のニーズを満たす人材を探し出し、直接交渉し、紹介することです。テクノブレーンは後者の求人企業の要望に合う人材をスカウトする、キャリアコンサルティング会社の事です。         
 人材紹介は入社に至った人材の年収の何割かを企業から頂くビジネスです。つまり紹介会社の顧客は本来、お金の出所である企業のはずなのです。登録型だと、企業の求人を満たす人材が人材紹介会社に登録されていなければ紹介する事が出来ない。これではビジネスとして当たり前の「納期」を守ることができない。今や企業が抱える問題として、中途採用はただの穴埋めや数合わせではなく、戦略的であり、経営計画に組み込まれています。切実な問題なのです。ですから弊社は企業が欲しい人材をスカウトし、ご紹介しているのです。         


――テクノブレーンの仕事は、戦略的であり、まさにベストマッチングを追求し、企業に多大な影響を与えているのだと感じた。       

>>プロが捉える幸せな転職は何ですか?

 本来、プロの転職とは上を目指して行うもの、(プロ野球で言えばメジャーリーグに挑戦するとか)
 私はそんなプロの転職市場を作りたい。どんなに優れた人材でも旬を逃したら駄目になる。私がスカウトする方は必ず最初にこう言います、
「私は自社で大変期待され転職どころではありません。」それに対し私はこう言います。
「だからこそあなたが必要です。」
 人がステップアップする瞬間がまさにこの時!!旬な時こそ転職を考えて頂きたい。
 日本のサラリーマンは、ボーナスが出ない、給料が安い、プライベートがない、など何かに困った時に転職を考えます。それとは逆に優秀な人ほど転職を考えていない。なぜなら今の現状に満足しているから。しかし、そう言った優秀な人を他社はほしいと考えます。だからこそ、お声をかけて連れて来ないと企業の成長は望めません。だから私達のビジネスは必要とされているんです。       

         
――「旬な時ほど転職を」と語る能勢社長!これこそがまさにプロの転職!!私の心を打つ言葉だった。         

>>人を扱うビジネスの大変さとは何ですか?
         
 たとえ、プライベートであっても24時間対応できる様に心掛けないといけない。その「覚悟」があるかどうかではないですかね。というのも、名刺に必ず携帯電話の番号を印刷してあるんです。いつでも人材の方よりご連絡がとれる状態になっています。          
 もう一つの大変さとしては、例えばよく性格診断テストなんてありますが、あれはあくまでも傾向値の事で、99%傾向値が出ても残りの1%がその人の個性です。今日会う人、明日会う人、みんな違うし、絶えず新しい。そこが人であり、同じ人は一人としていないんです。          
 私達のビジネスの始まりは、優秀な人を口説く為の電話から始まり、相手の情報はほとんどない中で、経歴書を作ります。自宅住所経歴、家族構成、年収、初対面で個人情報を聞き出さなければならない。普通だったら絶対に教えてはくれませんよね。          
 更に、常に人に見られるビジネスでもあります。普通の登録型人材会社は社名を信頼してキャリアを書きこみ、提出して登録します。しかし、私達のビジネスはそうではない。私自身が信頼されなければテクノブレーンには登録してくれない。しかし、それこそがスカウトのおもしろさ、本当のビジネスであると私は考えます。         

         
――絶えず人に見られ、この人だから信頼出来ると判断され、初めて相手は自分の事に口を開いてくれる。そこをいかに開くか、と語る能勢社長。果たしてプロはどの様にして心の距離を縮め、いかにして信頼を築くのか。核心に迫る!!         

>>信頼を築くために心掛けていることは何ですか?

 いろんな要素がありますが、最低2つあります。まず1つ目は、その人が関わっているであろう専門知識、様々な業界、業種、あらゆる知識を徹底的に勉強すること。例えば経理と一言で言っても、13種類あります。これを全て頭にたたき込む事から始めます。2つめ目に、第一印象と言われるものを磨くこと。身なり、TPOをしっかりわきまえる。これはほんの初歩です。普段から、絶えず人に見られている意識を持つ事が大切です。
 うまく実績を築けないコンサルタントは、なかなかいい人に当たらないとか、探しても見つからないとか、人が悪いと言い出す人がいます。しかし、それは自分自身に問題があります。コンサルタント自身が信頼を得られないと、いくらやっても駄目だし、そんなにこの世界は甘くありません。私達の仕事は、経歴書だけ聞けばいい訳ではないし、もっと人の奥の奥まで入り込む必要があります。少なくとも、一度でも私にお会いして頂けると言う事はその人の中に何かあると私は考えているんです。
 更に心掛けている事と言えば、自分の器を大きくし、最初は狭い範囲でも自分の努力で広げていき、コミュニケーション能力を磨く事かな。         

         
――この時、能勢社長から出たコミュニケーション能力!!インタビュー最中にもまさに能勢社長のコミュニケーション能力に魅了され、聞き入ってしまうインタビュアーの私。まさに納得だった!!信頼を築くにあたり、重要なのはやはりコミュニケーション能力!胸を弾ませ聞いてみた。         

>>コミュニケーション能力で心掛けている事は何ですか?

 私がまず心掛けていることは、自分の話を組み立てていく事です。しかし、私は今までの人生の中で、この顔のこのキャラクターでやってきたから、あくまでも私のやり方は他では真似できないと思います。私達のビジネスは、早く自分流を作らなければ伸びていかない。人対人だから、私が見たら良い人でも、他のコンサルタントから見たら必ずしもそうではないかもしれない。人にどう伝わっているのか絶えず人に見られている意識を持つ事。これが一番大切なんです。         

         
――やはり人より多くの人に出会い、経験を積んでいる能勢社長だからこそ出来るこの自分流!この言葉を聞いて、私もこんな風になりたい。この時心からそう思った。         

>>一番の仕事のやりがいは何ですか?

 世の中と接点が明確にわかる事かな。それがおもしろいと感じる人はこの仕事に向いているんじゃないかな。私達がいないとその会社は伸びない、人は動かない、だから私達が動く。会社を変えていくのが私達の仕事、まさしく私達が動いた事が新聞記事となり、世の中が変化する。非常にリアリティーを持って世の中と接する仕事と言えます。
 私達の会社で3年働けば、どこでも通用するくらいの知識と行動力のある人材になれると思っています。それぐらいやりがいのです仕事ですから。         

>>今後の夢を教えて下さい

 まずは技術者の紹介にかけて日本でトップになることが目標です。その為に、世界の企業としっかりとしたリレーションを持てる企業になる事。そう言った世界の企業は厳しいので、僕らがしっかり信頼される様になりたい。また人材から憧れられる会社になりたい。テクノブレーンから声がかかったことはすごい事だと言われるようになりたい。
 個人が生かされる時代になってきています。1000人の出来ない技術者がいる会社より、1人の天才がいる会社の方が伸びるんです。         

>>就職活動生に、自分に最適な会社選びのコツを教えて下さい

 とにかく沢山の会社を見てほしい。そして、自分自身の理屈で選ぶべきだと思いますよ。そして、自らの足で見に行く事、感じる事を忘れてはいけません。その会社で必ずしも自分が成功するとは限らないが、その会社でもし駄目であっても、その先、別の会社で活躍出来るチャンスはいくらでもあります。100年続く会社でも、明日潰れる事を忘れてはいけない。自分にストーリーを持って、ロジックを立て、自分の責任で会社を選んでいく、この姿勢が大事です。間違っているかどうかは自分自身が決める事。人との比較ではありません。自分の中にしっかりとロジックが組めていればいいんです。         


――私が、就職支援団体SPIRITSに入り、様々な学生と関わりあう中で、就職活動生の中には、自分のやりたい事がわからない、自分の適性や、軸が見えないと言う学生も多くいた。是非そんな学生にも何かアドバイスを!!

>>自分のやりたい事がわからない学生に対してはどうしたら良いですか?

 わからないからこそ多くを選ぶべきだし、わかる方がおかしい。だってやった事なんかないんだし、むしろわかっている方が怖い。わからない人は当たり前、むしろそれを誇りに思うべきです。だからこそ、それを量で解決すれば良い。適性検査なんかでは本質はわからないよ。「ちなみに私の適性診断は看護師でしたから」(笑)不安なのは当然、満足したら成長は止まるもの、不安だからこそ足を止めちゃいけない。わからない事を恥と思わないこと。そう考えることが大切です。         

>>最後に就職活動生に応援メッセージをお願いします

 頑張ってくださいとしか言いようがないですね。新卒で入社する会社を選べるのは非常に貴重な経験です。ルーキーなのは一回しかない。一億円積もうが二億円積もうが、私には望んでも出来ないこと。今あるチャンスを、若い人の最大の特権を生かして、今は、思いっきり挑戦してみて下さい。         


――人材のプロだから聞けたリアルな現場の生の声!!!
まずは技術者の紹介にかけて日本でトップになり、プロの転職市場を作ると語る能勢社長!!
今後も、人を動かし、企業を伸ばし、世の中を動かし続けるであろう。



記事執筆:志村郁恵
インタビュー:平山、志村、河口
インタビュー日:2005年月日

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